法単語解説まとめたし

法律単語を辞書じゃなくて使う意味でまとめる。

当事者の確定/訴訟係属

はい。

当事者の確定の理論、つまり規範分類説というやつと

一応これに絡む訴訟係属についてです。

 

意思説…原告が相手取ると思っている相手を被告とする説。

目に見えないというものはあまり良くないという話だった気がする。

あまり論じられてるのを見ないから仕方ないね(勉強不足を開き直ってしまった

 

表示説…形式的表示説と実質的表示説がある。これが通説。

手続的な説ではある。

まんま被告として名前が書かれた人が被告とする説。

実質的表示説はそれに少し柔軟性を持たせたもの。

 

行動説…当事者として行動した人を当事者とする説。

これは当事者のふりをした人に対しては有効なのではあるが、代理人だけが動いて当事者は全く姿を見せない訴訟なども多いことからどのように振る舞えば当事者と言えるかという問題になるので少し取りづらいものである。

 

 

表示説を採用する際に、被告のふりをして別の人が裁判所に現れた場合でも訴訟が進んでしまうのであるのはひとつの問題である。

これに関しては、再審の訴えによることが出来るので救済はあるのである。

(民事訴訟法338条、348条)

 

訴訟係属について。

・訴状提出時説

 

・裁判長の期日指定時説

 

・訴状送達時説

 

の3つの説が昔はあったらしいです。

百選も調査官解説でもこっちメインで論じてるんですよ、一応。

 

内容については3つとも見たままです。

訴状送達時説が通説ですね。

 

昭和40年なのでまあもう50年前なんですがね。

ちなみにこの内容についての発表の際に全員が何言ってるんだという反応をしたので

おそらくもうこれ訴状送達時説で問題なく通説なのでしょう。

 

 

訴訟承継のことを考えるとこれも大事なことだと当時1ヶ月位前の僕は思ったのですがね。時の流れとは悲しいですね。

最近の判例がやりたかったものよ(詠嘆

 

 

この判例を使うなら訴訟承継のことも触れている方が良いとは思うのであるが、また今度。

 

 

・参考判例・文献

民事裁判入門 有斐閣 著:中野貞一郎

最高裁判所判決昭和41年7月14日第一小法廷民集20巻6号1173頁

最高裁判所判例解説昭和41年度

民事訴訟判例百選第2版